#SGL 社員紹介~現場で磨き、海外で広げた国際物流のキャリア~
2026.08.27
当社で活躍する社員にインタビューをしました。
【入社年】 2013年
【所属】 国際事業本部 国際物流部
【担当業務】 NVOCC営業
【経歴】 海運・定期船手配担当(東京)→海外トレーニー(米国・ニューヨーク)→海運・不定期船傭船担当(東京)→国際物流・NVOCC営業担当(東京)
海を越える仕事への憧れから始まったキャリア
「海外とのつながりを持てる仕事がしたい」。そんな思いを軸に就職活動を行い、新卒でSGLに入社しました。
初期配属は海運部。荷主の立場で資源・化学品や生活資材関連のコンテナ船手配業務を担当し、日々変化する物流環境の中で経験を積みました。物流は決められた手順をこなすだけではなく、想定外の出来事への対応が求められる仕事です。
そのことを強く実感したのが、入社間もない頃に遭遇した、取引先の船会社 の経営破綻でした。輸送中の貨物にも影響が及ぶ未曾有の事態となり、私自身もその対応のために初めて海外へ出張しました。 目的は、その貨物を別の船会社が運航する船へ積み替える現場に立ち会うためでした。慣れない環境の中で関係者と連携しながら現場で対応したことで 、物流が多くの人々によって支えられていることを実感することができました。
この一連の対応を通じて、現場を理解することの大切さと、不測の事態にも冷静に対応する判断力を身につけることができました。振り返ってみると、この時の経験がその後のキャリアの土台になっていると感じています。
渡米で実感した「橋渡し」の役割
入社当初から挑戦したいと考えていた海外業務。入社5年目に念願だった海外トレーニーとして米国へ赴任しました。
現地では、当社の国際物流部門のカウンターパート、つまり、フォワーダーとしての米国発着貨物のNVOCCオペレーションに加え、総合商社の現地法人という荷主の立場で物流手配・管理業務を担当しました 。日本で培った知識を活かしながら業務に取り組む一方で、現地で働いたからこそ得られた気づきも数多くありました。
特に印象的だったのは、同じ案件を扱っていても、日本と米国では物事の捉え方や優先順位が異なることです。日本から見えている情報だけでは理解できなかった背景や事情を知ることで、物流においては単なる情報共有ではなく、相手の立場や考え方を理解したうえでコミュニケーションを取ることが重要であると学びました。
その中で強く感じたのが、拠点と拠点、人と人をつなぐ「橋渡し役」の存在価値です。認識のズレを埋め、双方にとって最適な形で物事を前進させることこそが、国際物流を支える重要な役割であると実感しました。この気づきは、現在の業務の中でも大切にしています。
経験を力に、新たな価値創出へ
トレーニー期間終了後は、東京本社でバルク船の傭船業務に従事しました。
荷主の立場で、船舶を長期間にわたり確保する傭船契約は、企業のサプライチェーンを支える重要な業務です。私自身も20年に及ぶ長期傭船契約の締結に携わり、大きな責任を感じながら案件を推進しました。関係各所との調整や交渉を重ねながら契約をまとめ上げた経験は、物流の枠を超えたビジネス視点を身につける貴重な機会となりました。
また、米国で開催された国際会議ではパネリストとして登壇する機会にも恵まれました。世界各国の物流・海運関係者との意見交換を通じて、物流業界の将来やグローバルな課題について理解を深めることができました。
現在は国際物流部に所属し、フォワーダーの立場でNVOCCの営業を担当しながら、お客様の物流課題の解決に取り組んでいます。海上輸送に加え、輸出入業務や内陸輸送まで幅広く携わっています。
これまでを振り返ると、荷主の立場でのコンテナ輸送、海外赴任、傭船業務、そして直近のフォワーダー・NVOCC業務など、国際輸送に関する様々な業務を担当してきました。中でも、同じ会社にいながら、「荷主」と「輸送業者」双方の立場で物流を考え、構築していく経験は、非常に貴重な機会でした。その中で培った幅広い知見とネットワークは、私の大きな強みになっています。
これからは、これまでのキャリア を活かしながら、新たな輸送スキームの構築や物流ソリューションの創出に挑戦していきたいと考えています。物流を通じてお客様のビジネスに新たな価値を提供し、より良いサプライチェーンの実現に貢献していくことが今後の目標です。

