現場で培った力を、DXへ。私が切り拓いたキャリアの軌跡
2026.06.29
当社で活躍する社員にインタビューをしました。
【入社年】 2010年
【所属】 コーポレート本部 システム開発部
【担当業務】 全社DX推進
【経歴】 資材センター(関西)→ 資材センター(関東)→ システム開発部
現場で築いたキャリアの基盤
私は2010年にSGLへ中途入社し、関西の資材センターにおいて、顧客向け通信機器レンタルサービスに関わる資機材の受発注業務からキャリアをスタートしました。その後、前職で培ったITリテラシーを活かし、WMS(※)の導入・検証にも携わるようになり、さらに管理業務や業務効率化にも取り組むなど、担当領域を広げていきました。
日々の業務を通じて、物流が現場を支える重要な役割を担っていることを実感しました。当初は目の前の業務に向き合うことで精一杯でしたが、経験を重ねる中で業務全体を俯瞰して捉える視点が養われ、自身の強みを意識するようになりました。この時期に培った経験が、現在のキャリアの基盤となっています。
(※)WMS(Warehouse Management System)とは、倉庫内の在庫や業務を効率的に管理するシステムです。
業務統合プロジェクトで得た突破力
大きな転機となったのは、2014年に参画した業務統合プロジェクトです。関東・関西・九州の資材センターで行っていた受発注業務を関東へ集約する取り組みに、プロジェクトメンバーとして参加しました。
最大の課題は「業務の標準化」でした。拠点ごとに業務プロセスや使用ツールが大きく異なっており、WMSや顧客システムとの連携方法の検討に加え、関東に存在しない業務については新たに設計し直す必要がありました。お客さまからも「統合は難しいのではないか」という声も上がる中、関西と関東を行き来しながら、引き継ぎと業務再構築を進めていきました。当時はオンライン会議が一般的ではなく、週の前半は関西、後半は関東で勤務する生活を約6か月間続けました。
この経験を通じて、どのような環境でもやり切る力と、変化に柔軟に対応することの重要性を学びました。
業務改善が切り拓いた専門性
業務統合プロジェクト終了後は、関西で在庫管理や安全活動、棚卸などの現場運営を担当。その後、統合後の関東資材センターへ異動し、再び受発注業務に携わりました。
業務に取り組む中で、発注量の算出や在庫コントロールといったロジスティクス管理に関わる場面が増え、「より効率化できるのではないか」と考えるようになりました。当時の業務には手入力作業が多く、毎日数時間を要するうえミスも発生していました。そこで、スクリプトやVBAを活用した自動化に取り組んだ結果、常時2.5人分を要していた入力業務をほぼゼロに削減。大幅な工数・コストの削減と業務品質の改善を実現しました。
この取り組みは取引先からも高く評価され、個人表彰を受けるなど大きな成果につながりました。
現場の課題を技術で解決する面白さを実感し、「物流 × IT」という自身のキャリアの軸が明確になった出来事でした。
DX推進への挑戦とこれから
現在は東京本社のシステム開発部に所属し、社内向けDX研修の実施や生成AIの導入推進など、全社的なDXの取り組みに携わっています。また、Pythonによるデータ分析や統計、AI技術の活用など、新しい分野の習得にも積極的にチャレンジしています。
これまで現場で培った経験を活かし、実務に直結するDXを実現することが現在の目標です。
「得意を磨けば武器になる」という考えを大切にしながら、これからも自身の可能性を広げていきたいと考えています。

