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- オールインボックスレート
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コンテナ船輸送において、輸送に関わる全ての費用を含んだ一括料金のこと。通常、海上運賃、燃油サーチャージ、ターミナルハンドリング料などが含まれる。
- 沖荷役(おきにやく)
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港湾の岸壁を使用せず、沖合に停泊した船舶と小型船舶/はしけ間で行う荷役作業。水深の浅い港や設備の整っていない港で活用される。
- 乙仲
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海運貨物取扱業者(海貨業者)のこと。昔の海運組合法における「乙種海運貨仲立業者」の略称が現在に残るもの。
- オリコン
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「折りたたみコンテナ」の略称。プラスチック製やスチール製の折りたたみ可能な通い箱のこと。使用時は組み立てて箱状にし、未使用時は折りたたんでコンパクトに収納できる。
- オンシャーシ
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海上コンテナをトレーラーのシャーシに積載した状態。
- オントラ(オントラック)
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[英語]On Truck
トラックの荷台に直接貨物を積載すること。「デバンオントラ」=デバンニング(Unstuiffing)の上、保管などをせずにそのままトラックに積み込む、という場合などに使われる。
- カートピッキング
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カートを使用して商品をピッキングする方式。複数のオーダーをまとめて積載、搬送することができ、作業効率の向上、歩行距離の削減、作業者への負荷軽減効果が期待できる。
- カートン
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商品を包装する段ボール箱や紙箱を指す。
- カートンクランプ
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段ボール荷姿貨物の荷役に適したフォークリフト用アタッチメント。両側から段ボール箱を挟み込んで持ち上げる。
- 海貨業者
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海運貨物取扱業者。乙仲のこと。港湾において輸出入貨物の取扱いを行う事業者。主な業務には、通関手続きの代行、船積み・荷揚げの手配、貨物の仕分け・保管などがある。
- 海損
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海上輸送中に発生した船舶、積荷、運賃などの損害や費用のこと。主に「共同海損」と「単独海損」に分類される。
- 海里
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[英語]Sea Mile
海上距離の単位で、1海里は約1.852km。航海や航空で広く使用され、国際的に統一された尺度。船舶の速度を表すノット(knot)は1時間あたりの海里数を示す。
- かご車
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金属製の枠組みで作られた箱型の台車。側面や上部が開閉可能で、多様な形状や大きさの荷物を積載できる。ロールボックスパレットのこと。
- 瑕疵(かし)
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商品や役務に存在する欠陥や不具合、物流過程での破損、数量不足、品質劣化なども含む。契約不適合として、返品や損害賠償の対象となる場合がある。保険用語においては「商品固有の瑕疵」という文脈で使われ、(野菜が時間が経つと腐敗するなど)保険事故と見なされず免責とされる。
- 荷重(かじゅう)
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物体にかかる力の大きさを表す物理量。物流では、輸送機器や保管設備の設計・選定において重要な要素。パレットや海上コンテナの積載可能重量、フォークリフトの揚重能力、倉庫床面の耐荷重など、様々な場面で考慮される。
- カスタムブローカー
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[日本語]通関業者
[英語]Customs Broker
輸出入に関する通関手続きを代行する専門業者。税関への申告書類作成、関税の計算、納付、許認可の取得など、煩雑な手続きを効率的に行う。
- カット時間
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[英語]CY Cut
コンテナヤードにおける貨物の受付締切時間を指す。
- カボタージュ規制
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自国の国内2港間の海上輸送を自国籍船に限定する制度。外国籍船による国内輸送を制限することで、自国の海運業を保護し、海運産業の発展や海上輸送の安全保障を確保することを目的とする。多くの国で採用されており、日本でも海上運送法で規定されている。
- 貨物追跡システム
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[英語]Trucking System
貨物の現在位置や状態をリアルタイムで把握するためのシステム。バーコード、RFID、GPS等の技術を活用し、輸送中の貨物の位置情報や温度などの状態を監視する。
- 通い箱/通い容器
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繰り返し使用可能な輸送・保管用の容器。
- 空パレット段積み機
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空パレットを自動で積み重ねる装置。
- 空パレット段ばらし機
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積み重ねられた空パレットを1枚ずつ分離する自動機械。
- 幹線輸送
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物流ネットワークにおける主要な輸送経路での大量輸送のこと。通常、生産地や大規模物流拠点間を結ぶ長距離輸送を指す。
- 関税
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[英語]Duty
国境を越えて輸入される商品に対して課される税金。国内産業の保護や財源確保を目的とする。商品の種類、原産国、価格などに基づいて税率が決定される。従価税(商品価格に対する一定割合)と従量税(数量や重量に対して一定額)がある。
- 関税割当制度
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[英語]Tariff Rate Quota
[略称]TRQ
特定の輸入品に対し、一定数量までは低税率(一次税率)、それを超える分は高税率(二次税率)を適用する制度。国内産業の保護と輸入品の安定供給の両立を図る。主に農産物や繊維製品などで実施される。
- カントリーリスク
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国際取引や海外投資において、相手国の政治、経済、社会情勢に起因するリスク。政変、戦争、為替規制、国有化、債務不履行などが含まれる。物流面では、輸送ルートの遮断、通関手続きの遅延、突然の規制変更などのリスクがある。
- ガイドレール
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倉庫や工場内で使用される自動搬送機器や保管設備の動きを制御するための案内用レール。フォークリフトや無人搬送車(AGV)の走行経路、自動倉庫のスタッカークレーンの移動経路などに設置される。
- ガントリークレーン
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コンテナターミナルで使用される大型クレーン。レール上を移動し、船舶とヤード間でコンテナを効率的に積み降ろす。横から見た形状から「キリン」と呼ばれる。
- 岸壁
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[英語]Wharf / Berth
港湾において船舶を係留し、貨物の積み降ろしを行うための施設。船舶の大きさや用途に応じて、様々な規模や構造の岸壁が存在する。クレーンなどの荷役設備が設置されることも多い。水深、延長、耐荷重などの仕様が重要で、これらにより利用可能な船舶が決まる。Wharfはより複数の岸壁にて構成される広いものを指すことが多いことに対し、Berthは特定の岸壁などを指すことが多い。
- 危規則
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[日本語]危険物船舶運送及び貯蔵規則
船舶による危険物の運送と港湾での貯蔵に関する安全基準を定めた日本の法令。国際海事機関(IMO)の規則(IMDG Code、IBC Code等)に準拠しつつ、日本独自の要件も含む。