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- ブレイクダウン
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[英語]Break Down
荷物の開梱作業のこと。FCL(Full Container Load)貨物をLCL(Less than Container Load)貨物に分割する際にも使用される。
- ブロックトレイン
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[英語]Block Train
途中駅での編成替えを行わず、出発駅から到着駅まで一括して輸送する貨物列車。輸送時間の短縮と効率化を実現する。主に海上コンテナの輸送で利用され、港湾と内陸部の物流拠点を結ぶ重要な役割を果たす。
- 分損担保
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[英語]With Average
[略称]WA
貨物保険において、分損(部分的な損害)も補償対象とする保険条件。
- 分損不担保
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[英語]Free from Particular Average
[略称]FPA
貨物保険において、分損(部分的な損害)を補償対象外とする保険条件。
- プッシャーバージ
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[英語]Pusher Barge
プッシャー(押船)とバージ(艀)を組み合わせて輸送するための、「艀」のこと。プッシャーが後方からプッシャーバージを押して航行する。
- プッシュバック式傾斜ラック
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倉庫や物流センターで使用される保管設備の一種。傾斜したレーンに貨物を載せ、重力を利用して前方に移動させる仕組み。手前へ下り傾斜するラック前方から貨物を押し込む使い方とラック後方から新しい貨物を投入する使い方がある。
- プラットフォーム
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[英語]Platform
物流現場においては、荷役作業や貨物の積み降ろしを行うため、トラックの荷台の高さに合わせた高床式の作業場。倉庫建物やトラックの集配拠点などに設置される。
- プロフォーマインボイス
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[英語]Proforma Invoice
正式な請求書発行前に作成される見積書や仮インボイス(仮送り状)のこと。
- ヘーグルール
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[英語]Hague Rules
1924年に採択された国際海上物品運送に関する条約。船荷証券に関する統一規則を定めたもの。運送人の義務や責任、免責事由などを規定している。後にヘーグ・ヴィスビー・ルールによって改正されたが、一部の国では依然としてこのルールが適用されている。
- ヘーグヴィスビールール
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[日本語]国際海上物品運送に関する統一ルール
[英語]Hague Visby Rules
1968年に採択され、ヘーグ・ルールを改正したもの。運送人の責任限度額の引き上げや、海上コンテナ輸送に対応した規定の追加などが主な改正点。多くの海運国で採用されており、国際海上物品運送の基本的な法的枠組みとなっている。
- ヘッド
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トレーラー、セミトレーラー等の牽引部分(運転者が乗車する部分)。
- ベルトコンベヤ
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ベルト状の帯を回転させて物品を搬送する装置。工場や倉庫・物流センター、鉱山、空港など、様々な場所で使用される。連続的な搬送が可能で、大量の物品を効率的に移動できる。
- 便宜置籍船
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[英語]Flag of Convenience Vessel
[略称]FOC船
船主の国籍とは異なる国に登録された船舶。主に税制や規制の緩い国に登録される。コスト削減や規制回避を目的とすることが多い。パナマ、リベリア、マーシャル諸島などが主な登録国となっている。
- ベンチレーター
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換気装置。内部の空気を循環させ、湿気や熱、有害ガスを排出する役割を果たす。
- ホームポジション
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自動機械(自動倉庫や自動搬送機)などの作業の開始位置や終了後の待機停止位置。基点。
- 補機
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主機(メインエンジン)以外の補助的な機械設備。船舶では発電機、ポンプ、コンプレッサーなどが該当する。
- 保険金額
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[英語]Amount Insured
保険契約で定められた、保険会社が支払う最高限度額。被保険者が受け取る可能性のある最大の金額を示す。
- 保険者
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[英語]Insurer
保険を引き受ける側(保険会社)を指す。保険契約においてリスクを引き受け、事故発生時に保険金を支払う義務を負う。
- 保険証券
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[英語]Insurance Policy
保険契約の内容を証明する文書。保険の種類、保険期間、保険金額、保険料、特約事項などが記載されている。保険金請求の際に必要となる重要な書類。
- 保険料率
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[英語]Insurance Premium
保険金額に対する保険料の割合。貨物の種類、輸送手段、航路、梱包状態などによって異なる。リスクが高いほど料率も高くなる。
- 保税工場
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[英語]Bonded Factory
外国貨物を原料として加工・製造を行う工場で、税関長の許可を受けた場所。保税地域の一種。原材料の輸入時に関税等を納付せず、製品の輸出時まで課税を保留できる。加工・製造したものを再輸出することで最終的に税の支払いを行わずに済む。国内に流通させる場合は、税を支払い内国貨物とする。
- 保税倉庫
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[英語]Bonded Warehouse
外国貨物を蔵置(保管)するための場所で、税関長の許可を受けた施設。保税地域の一種。保税蔵置場とほぼ同義で使用されることが多い。荷主は販売が決まったものを通関(納税)して納入することで資金面のメリットを得られる。
- 保税蔵置場
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[英語]Bonded Storage Area
外国貨物を蔵置(保管)するための場所で、税関長の許可を受けた施設。保税地域の一種。輸入通関前の貨物を一時的に保管できる。
- 保税地域
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[英語]Bonded Area
外国貨物を蔵置、加工、展示などができる場所で、税関長の許可または承認を受けた区域。保税倉庫、保税蔵置場、保税工場、保税展示場などが含まれる。これらの地域では、関税等の納付を保留したまま外国貨物を取り扱うことができる。
- 保税展示場
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外国貨物を展示するための施設で、税関長の許可を受けた場所。保税地域の一種。国際見本市や展示会などで利用される。展示品を輸入通関せずに展示でき、展示後の再輸出も可能。展示期間中は関税等の納付が保留される。
- 保税転売
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保税地域にある外国貨物を、輸入通関せずに他者に売却すること。保税で転売されたことを売買契約書において証明し、買主が輸入通関を行う。
- ホットデリバリーサービス
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[英語]Hot Delivery Service
[略称]HDS
輸入貨物を港から直接顧客に配送するサービス。荷下ろしから搬出までを最優先に行うことで、大幅な時間短縮が可能となる。通関手続きの迅速化が前提となる。
- ホリゾンタルカルーセル
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水平方向に回転移動する自動倉庫システム。回転ラック(倉庫)の一種。円形または楕円形のコース上を商品棚が回転移動し、必要な商品が格納されている棚を近くまで取り寄せ、ピッキング作業を効率化する。「ラック式倉庫」参照。
- 本船
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[英語]Vessel / Ship
貨物を運搬する船舶そのものを物流・海運業界では「本船」と呼ぶ。
- 本船扱い
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輸入貨物の通関手続きを、船舶に積載された状態で行う。「本船通関」とも呼ばれる。一つのHoldで他貨物と混載されていない、船舶に積載された状態などのいくつかの条件に基づき可能となる。事前に税関の許可が必要。