レンタル輸送容器「マキシコン」がお客様の生産に欠かせない存在になるまでのトータルサポートが、私たちマキシコン事業部のミッションです。マキシコンって何?から始まり、お客様が製品を輸送する際には不可欠な存在としてご利用いただけるようになるまでの道のりには、沢山のチャレンジが詰まっています。
私は、入社以来、マキシコン事業部で働いています。当事業部では国内の食品や化粧品業界などを対象に、マキシコンという液体を運ぶのに特化したコンテナのレンタルを行っています。マキシコンを使うことは、単に輸送効率が上がるだけではなく、菌汚染の防止など衛生面でのメリットがあるほか、お客様の作業効率を改善することも可能です。
私の仕事はマーケティングで、いわゆる営業の仕事なので、ホームページなどを通じてお問い合わせのあったお客様に対して、マキシコンのメリットや特長を丁寧に説明しながら、お客様のビジネスに適したサービスの提案を行っています。営業の仕事といっても、いわゆる飛込み営業とは違い、食品業界や物流容器の展示会で当社事業に興味を持ってくださったお客様にアプローチしたり、当社のマキシコンにニーズがありそうな業界、企業を発掘してコンタクトしたり、戦略的に仕掛けています。営業の醍醐味は、自分が1から取り組んできた案件が受注できた時です。時間をかけて取り組んできた案件を受注できた時は、自身の営業活動やそれまでの取り組みが報われることでもあるので、達成感は大きいです。
新規営業のみならず既存のお客様との密なコミュニケーションも、新たな機会の獲得に繋がります。実際に私も食品小売のお客様から製品保管用にマキシコンを使用したいという打診をいただいたことがありました。当時は私の部署に実績のない製品かつ使用量の多い案件でもあったことから、社内確認が必要なこともあり、さまざまな懸念点が浮かびあがりましたが、一つひとつお客様と話し合い、提案を重ねて、無事にお客様に喜んでいただくことができました。このようにやれることが広がると、この経験を活かして、さらに次の提案の幅が広がり、小売業のお客様だけではなく生産者の方にも喜んでもらえる機会が拡大しています。ロジスティクスの仕事を通して、お客様の要望に応えながら、社会の可能性を広げることもできているなと実感できる仕事ですね。
実は、大学ではスペイン語を勉強していました。そのため就職活動では海外との関わりがある仕事がしたいという軸を持っていました。国際的な仕事という意味ではメーカーや商社という選択もあったのですが、中でも国際物流に惹かれた要因としては、日本という島国にあってはこれからも貿易や輸出入が不可欠であることを感じ、そのインフラに携わってみたいと強く思ったことと、メーカーや商社で一分野の専門になるよりも、物流の仕事でさまざまな業界と関わりを持つ方が自分に合っているのではないかと考えたということがあります。SGLは食品だったり、鉄鋼製品だったり、総合商社の物流を支えるという点でいろいろな物を運び、それに伴うロジスティクスビジネスも構築していますので、そうした領域の広さを感じられることで長く働けるのではないかと思い当社への就職を決めました。
まさかマキシコン事業部に配属になるとは思ってもいませんでしたが、今振り返ると1人1人が裁量をもって働くことができ、学びや成長の機会が多くある環境だと思います。自分が想定している道とは違った道で、このように成長できるというのは、SGLが複数のビジネスを展開している会社だからだと改めて感じています。
現在は国内での仕事がメインですが、いずれは国際物流、輸出入の仕事に携わってみたい気持ちも強く持っています。特に国際物流の仕事は住友商事という大きな商社のビジネスをサポートする大切な仕事です。今、知識が豊富な先輩社員と一緒に働きながらマキシコンビジネスを通じて数字を見る力や、営業力、ヒアリング力やお客様の課題やニーズに沿った提案を行うなど普遍的なスキルを身につけています。もし自分が国際物流を担当するようになれば、これまで培ってきた知見を、国際物流でも活かしながら、物流のスペシャリストとし総合商社のビジネスを支えるロジスティクスビジネスができればいいなと思います。
キャリアパスは十人十色で、一人ひとり違うものだと思います。SGLには1on1面談を通じて自分のキャリアについて上司と話し合う機会もありますので、自分のキャリアビジョンをしっかり伝えていくことができます。ジョブローテーションは積極的に行っていますし、社内公募制もありますので、さまざまな仕事に携われる環境が整っています。若手のチャレンジングなアイデアにも耳を貸してくれる社風がありますので、早いうちからいろいろな仕事に携わって仕事の幅を広げて、ロジスティクスの専門家としての自分の引き出しを増やしていくつもりです。