HEARTBEAT PEOPLE 02

物流センターは まるで生き物。 毎日が変化の連続。

2017年入社
センター運営第一部
梅田 貴大Takahiro Umeda

モノが届く仕組みを知り、 物流の奥深さに目覚める。

CHAPTER 01

物流に興味を持ったのは、学生時代に食品倉庫でアルバイトをしていた時。普段目にしないモノや人の流れ、物流の仕組みを間近に知って、これを仕事にしたら面白いと感じ、就職活動では物流会社を中心に見ていました。SGLの選考が進むにつれ、戦略性を持って様々な物流を手がける情熱的な先輩たちに魅力を感じ、ここなら自分のやりたいことを実現できるのではないかと、早い段階から入社を希望しました。国際物流に憧れて入社してくる同期も多い中で、私は真っ先に物流センター配属を希望しました。食品倉庫で感じた、物流の仕組みの面白さを追求したかったからです。まずは国内物流を極め、そこから自分の幅を広げていこうと考えていました。念願叶って配属は茜浜第一センターというSGLでは一番規模の大きいセンターへ。ここでは大手テレビ通販会社が扱っている商品の入荷から出荷を請け負っており、1年目から主要顧客担当として、ダイナミックな仕事に携われることになりました。

全ての商品を間違いなく送り出す。 その数、1日約5万点。

CHAPTER 01

茜浜第一センターは常時300名から400名が働いている大規模な拠点です。出荷以外に商品の管理業務、倉庫内のモノの移動、入荷など出荷に向けた工程ごとにチームが分かれていて、出荷セクションが私の担当です。驚くのはその出荷量。毎日4万点から6万点の商品を出荷し、多い時は10万点にものぼります。この物量をミスなく日々出荷するのが私たちの役割。まず荷主から共有される年間スケジュールをもとに出荷が忙しくなる月の前月は入荷が忙しくなるなどスケジュールを読み計画を立てていきます。全体の構造や、各セクションの役割などを把握し一人前になれるまでには3年かかるといわれているなか、配属早々にセンターを運営するポジションを任せてもらいました。手探りながらも、ようやく仕事に慣れてきた2年目。油断していたわけではありませんが、商品を取り違えてしまう失敗をしてしまうことがありました。チームのメンバーに迷惑をかけまいと時間内に進めることばかりに気を取られてしまった結果です。その時に痛感したのは、商品を間違いなく届けることはSGLの信頼だけではなく、お客様からさらにその荷物を待つ人への信頼につながっているということ。任せられた責任を果たすために、自分が背負うものの大きさを、今一度心に刻みつけねばならないと考えさせられた出来事でした。

生産性をあげる司令塔に。

CHAPTER 01

センターの仕事の醍醐味は、いかに生産性を上げていくかの鍵を自分が握ることができる点です。週2回程度それぞれのセクションで主担当というキャプテン役が回ってきます。商品ラインナップを確認し、出荷方法をどのようにするのか、例えば、商品が軽いのか重いのかや、荷姿を確認して、出荷の際に気をつけるポイントに細かく目を配ります。加えて、出荷量に対して必要人員が足りているのかどうかを見て、人員調整し当日に備えます。この段取りがうまくいけば出荷までの工程は劇的にスムーズになり、生産性も高まり、センター運営にかかるコスト削減につなげることができます。何事もなく出荷を終えられた時の喜びはひとしおですね。働いていて感じるのは、一人でできる仕事はほとんどないということ。周りの人が動きやすいよう時間配分と段取りを組み、チームワークを最大化させられるような存在を目指しています。

一日として、同じ物流はなく 飽きることがない仕事。

CHAPTER 01

先日「この1年で成長したね」と、ずっと顔を合わせていた取引先の方から声をかけていただく機会がありました。社内で声をかけてもらう時とはまた別の喜びがあり、これを機にさらに信頼を深められる提案をしなければと気が引き締まりましたね。物流を生業にしている私たちと荷主は視点が違います。荷主はお客様からのクレームがなくなる物流の仕組みを構築してほしいと考えています。一方SGLでは、それに加えてどのような仕組みを構築すれば効率的に出荷できるのかという視点が求められます。その両立を実現するのが私たちの役目。荷主の要望を汲み取りながら、どう提案すれば生産性と品質を兼ね備えた物流の仕組みを実現できるのか。それを考える時間は楽しく、私自身のやりがいにつながっています。また、センターの仕事は、物流だけではないお客様のビジネスの一端を知ることができます。一日として同じ物量、同じ商品が動くことはなく、毎日が発見で、常に試行錯誤の連続なのでやっていて飽きることがありません。まだ新入社員が少ない物流センターですが、後輩もできて着実に成長してきており、負けてはいられません。今後は、さらにスキルを磨き、チームを牽引していけるリーダーになっていきたいと思っています。

arrow-l CAREER

2017
新入社員研修を経てセンター事業本部 センター運営第一部 茜浜第一センターへ配属。現場研修を経て物流センターの基本を学ぶ。
2018
センターの管理運営業務に従事。

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